『交響詩編エウレカセブン High Evolution』公開に向けて

 

小さい頃からアニメや映画が好きでよく観ていました。

 

 

特にガンダムエヴァンゲリオンなどのロボットものがお気に入りです。

 色々な作品を観ていたのですが、人生で最も心を揺さぶられた作品が

 

 

交響詩エウレカセブン

 

です。

 

今回はこの作品との出会いや、その魅力について語れればと思っています。

 

 

 

当時私は小学5年生でした。

 

その頃私の興味は機動戦士ガンダムに偏っており、毎月発売されていた「月刊ガンダムA」が愛読書でした。

 

ジャンプやコロコロコミックに見向きもしなかったため、

友達との話題についていけなかった記憶があります。

 

確かその年の年度末あたりにダムAを読んでいた時、

巻末付近に新しいアニメの広告が載っていたのです。

 

それが『エウレカ』だったのです。

 

そのページには主人公機の『ニルヴァーシュtype zero』の絵と

主人公『レントン・サーストン』、ヒロイン『エウレカ』の絵

 

あたりと、ざっくりとした作品紹介がされていたのだと思います。

 

それを読んだ感想としては

「ダセエ!!」

でした。

 

当時ガンダムに傾倒していたため、

子供ながらに不思議なこだわりがあり

ロボットたるもの無骨であれ!謎ヒロインとかいらねえ!

と全く魅力を感じなかったのですね。

 

ただ、最後の方に日曜朝7:00に放送との記載。

「朝かいな!なんでやねん」

と妙に印象に残っていたのです。

 

年度も変わり、とうとう放送が開始されたのですが、すっかり忘れていました。

 

 

たまたま初回放送の日に早起きしていた私は、

たまたまチャンネルをTBSに合わせると、謎のロボットアニメが流れていました。

 

「そういえばダムAに載ってたやつじゃね?」

 

ここで気付いたのです。

 

とりあえず流し見をしていたのですが、驚きました。

 

街の風景が現実的ながらも謎を持つ世界観。

リフというスポーツ(空中を滑空するサーフィンのようなもの)。

14歳の主人公の鬱屈感や、飛び出していきたいという気持ち。

そして唐突に現れる空中をサーフボードで滑空する白いロボット。

そしてそれを駆る美少女。

 

 

一気に引き込まれましたよね。

 

 

翌週から録画開始。

 

 

そこから人生の一部になりました。

 

小手先のアツい展開連発みたいな作品が増えてしまった昨今ですが、

エウレカに関しては4クール(1年)という期間もあってか、

そこまで劇的な展開が繰り返されるといったことはありません。

主人公一派のロードムービー的な感じです。

 

 

しかし、締めるところは本気で締める。

 

クールの境では強烈な作画とカタルシスを与えてくれ、

何度も手に汗を握り、目頭を熱くします。

 

そして終盤。

 

単なる恋が愛に変わっていき、

最終的に

 

愛する人=世界

 

愛する人と添い遂げるため、世界を守る

 

 

何を言っているのかわからないでしょうが、

凄まじいロマンチックな結末に向かいます。

 

 

 

この作品の魅力を一言で言い表すのはとても難しいのですが、

 

・世界観の魅力

・メカニックの魅力

・ボーイミーツガールなストーリーの魅力

・音楽などのサブカルチャーとの融合

 

そして何と言っても

 

 

 

『自分を信じろ』

『思いを曲げるな』

 

 

 

という強いメッセージ。

 

 

 

 

 

全話50話という長さで、決して気楽に観られるアニメではないかもしれません。

 

しかし、本当に万人にオススメしたいアニメ作品です。

 

(私は子供ができたら一緒に観たいと思っています笑)

 

 

ほんと、ものは試しと思ってレンタルなんかで観ていただきたいです!!!

 

 

 

 

  • 劇場シリーズが決定し、限定DVD・BDボックスの発売が決定しました。既に媒体化はもちろんされているのですが、ボックスは価格高騰していましたので嬉しい発表でした。

 

 

 

eurekaseven.jp

  • この度発表された劇場版です。9/16公開。三部作ということらしく、まあ総集編的なものになるんだろうなという予感はしています。それでもいいのだ!!私は公開初週に観に行くつもりです

 

  

 

ではまた。